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2007年04月17日
Palm のこと、そして矢印が指す方向
負傷、もとい不肖陰郎、これまで Windows Mobile 機をメインに据えたことはない。それどころか所有してすらいない。だから Windows Mobile 機の使い勝手をとやかく言う資格はないのだが、Palm 界において Windows Mobile 機を使っている ( あるいは使ったことのある ) 人々から色々な話を聞く。Palm ユーザーであることによるバイアスは当然かかっていることを前提としても、陰郎としては 「 Palm を使っている方がいいや 」 という結論になっているのが現状である。
Palm しか使ったことのない陰郎が 「 Palm がいい 」 と言うよりは、他のデバイスも使ったことのある人が 「 Palm の方がいい 」 と言う方が重みがある。同じ理由で、Windows Mobile しか使ったことのない人よりも両方使ったことのある人の発言の方を陰郎は重視する。そして全体的に見て両方使ったことのある人は 「 少なくとも PIM に関して言えば Palm の方がいい 」 という人が圧倒的に多い。通信やマルチメディア方面ではやはり Palm は Windows Mobile に敵わないのかもしれないが、陰郎の使い方を考える限り結局は Palm で良い、という結論になる。
とはいえ、日本における Palm ユーザーは減少の一途と思われる。先日この話題について E さんと話したときは、「 ある一定数以上には減らないと思う。Windows Mobile を使うようになっても Palm は手放さない、という人も多いし 」 という話が出た。また、「 ユーザー数は減少するが、平均値としてのユーザーの質は向上するだろう 」 という話も出た。いずれも希望的観測ではない、と陰郎は確信している。
さて、このような現状について、Palm のために一体何ができるだろうか? 陰郎はソフトウェア開発者でしかないので、できることといえば Palmware を作ることくらいだ。となると、陰郎個人の問題としては 「 では、何を作るか? 」 という次の問題に進む。陰郎はもともとゲームばかり作っていた。その頃は 「 陰郎はゲーム作家じゃないんだけどな 」 などといっていたが、 DA や FEPSwitch を作り始めてからはそんな自分に違和感を感じたりもしていた。それはさておき、何を作るべきか。 ── 答え:できるだけ多くの人の役に立つもの。
結局のところ、それが答えだ。Palm ユーザーが減少しているのと同様に、Palmware 開発者もまた減少している。昔、陰郎は 「 実用 Palmware は出尽くした 」 などと思っていたが、それは幸か不幸か思い違いだったようだ。まだ作るべきものはある。そして開発者は少ない。さらに言えば、陰郎の作るゲームはたくさんの人が楽しめるような内容ではない。これだけの材料が同じ方向を指していれば、陰郎だって実用 Palmware を優先して作るのが筋というものじゃないか。
そんな表現をしたところで、陰郎が渋々そうする、とは思わないで欲しい。自分でその結論に至ったのであればそれは自分の選択であり、それに従って行動したのであればそれは自分の意思である。かくして1年近く構想段階のままのゲームは奥のほうにしまわれ、実用 Palmware をせっせと作ることになるのだ。なに、作りかけのゲームだっていつか陽の目を見る日が来ないとも限らない。その日までに思い入れの方が冷めないことを祈っているとしよう。
投稿者 kagelow : 2007年04月17日 22:00
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コメント
一度WMで懲りたにもかかわらず、またWMを使って玉砕した私です。
SymbianOSやLinux Zaurusも使いましたが、PalmにかなうOSは今のところありません。
投稿者 hanabishi : 2007年04月18日 08:54
実は、Linux Zaurus だけは1つ持ってるんですけどね。動作の素早さだけはやっぱり Palm ですよね。ちなみに、自分の作成したアプリを古い Palm で動かすとその遅さに凹みます。そういう意味では、陰郎はまだ Palm らしい実装ができないようです...
投稿者 陰郎 : 2007年04月18日 11:42